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小さな独り言

カクレクマノミ

2003年 03月 22日 沖縄県 伊良部島
〜大人気!〜

大人気の「ニモ」こと、カクレクマノミ。

熱帯魚屋さんでも、水族館でも、
「ニモだ!ニモだ!!」

人気が高騰することは、全然悪い事ではない。
むしろ、良い事だと思う。

私が戸惑いを感じたのは・・・
当時、熱帯魚屋さんで、¥400だったカクレクマノミが、
ある日突然、¥800になってた。(笑)
高い所では・・・¥1200とか。。。ははは・・・3倍。(笑)

・・・まあ、それもよしとしよう。。。
ペット屋さんも商売だし、売れるものは少しでも高く売りたいだろう。
大人気で品薄。欲しい人はそれでもOKでしょう。


そんな時に、沖縄での「クマノミ激減」の知らせ。
やみ業者の勝手な乱獲。

優良業者は、(そんなに数はないらしいが・・・)
周囲の事も考慮しつつ、
繁殖や生態系等に差し支えない程度に、
間引く程度・・・(表現は良くないかもしれないが・・・。)
やみ業者は・・・・もちろん根こそぎ。。。


それはいくらなんでもいかんだろーに。


で、もちろん優良ペット屋さんは、
そんな出所もよく判らないクマノミは仕入れない。
やみ業者の「クマノミ」が並ぶのは、知識も少ない、
なんちゃってペット屋さん。

お値段は¥1200-

で、「飼育はいたって簡単ですよ〜」なんて言われて、
子供にせがまれ、
30cm水槽とイソギンチャクと、カクレクマノミ2匹、
水槽を立ち上げるのに必要なその他もろもろ、
しめて、2万円程度。。。

・・・・・まあ、もって1週間・・・・・・


売る方が悪いのは目に見えているが、
買う方ももう少し考えなければいけない。

簡単な話、
「犬」や「猫」だったらもう少し考えただろう。

小さいから考えないの?
安いからどーでもいいの?
「魚」だから死んじゃった・・・でおわり?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お腹の空いた、虎さんが居ました。
虎さんはやっとのおもいで、ウサギさんを捕まえて、
食べようとしました。
そこへ、カバさんがやってきました。
カバさんは虎さんに、
「ウサギさんがかわいそーだから、やめなさい。」と。
虎さんは「でも私はウサギさんを食べなければ死んでしまいます。」
カバさんが提案します。
「じゃあ、ウサギさんと同じ量私の肉を食べなさい。」

天秤の片方にウサギさんを乗せ、
カバさんは右の前足を乗せました。

天秤はウサギさんの方に傾いたまま・・・・

カバさんは、左の前足も乗せました。

天秤はウサギさんの方に傾いたまま・・・・

カバさんは右の後ろ足も乗せました。

天秤はウサギさんの方に傾いたまま・・・・

・・・・仕方ないので、カバさんは体全部を天秤に乗せました。
天秤はゆっくり動き出し・・・つりあいました。

1つの命の重さ。
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2005/09/23 Keiji Hasuike




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